レンタカーの燃料は何?軽自動車に「軽油」が絶対NGな理由と給油ノズルの見分け方

「軽自動車だから軽油」という思い込みはキケンな罠なんです!
今回は、レンタカーで絶対に失敗しないための正しい燃料の選び方をご紹介します。

なぜ「軽自動車=軽油」と勘違いしてしまうのか?3つの意外な理由

「そんなの間違えるわけない」と思うかもしれませんが、実はこれ、脳が起こす「言葉のトラップ」なんです。

「名前の響き」が一致しすぎている

最大の原因は、「軽」という漢字が共通していることです。 人間は無意識に「同じ名前のものはセット」だと直感的に結びつけてしまう性質があります。

「軽」という文字の意味が全く違う

実は、同じ「軽」でも指している意味は全く別物です。

軽自動車の「軽」は「サイズが小さい車」というグループの名前です。(普通車より小さいよ、という意味)
軽油の「軽」は ドロドロした重油に比べて「さらっとしている」という油の性質です。(主にトラック用の燃料だよ、という意味)

つまり、「小さい車の名前」と「油のさらさら具合」が、たまたま同じ漢字だっただけ中身は全くの別物なんです!

「軽油=ディーゼル」という認識の薄れ

ひと昔前までは、軽油のことを「ディーゼル」と呼ぶのが一般的でした。しかし最近ではガソリンスタンドでも「軽油」という表記が主流。 馴染みがない方にとっては、「軽油」が「大型車や特殊なエンジン用の燃料」であるというイメージが湧きにくくなっているのです。

日本のガソリンの種類別の色のルールを知ろう

日本のガソリンスタンドは、ノズルの色で燃料が決まっています。これさえ覚えれば安心です!

燃料の種類 ノズルの色 主な車種
レギュラー ほとんどの軽自動車・コンパクトカー
ハイオク 高級車・スポーツカー
軽油(ディーゼル) トラック・一部の大型SUV

マツダのCXシリーズなどの燃料にも要注意!

最近人気のマツダ・CXシリーズなどは、軽油(緑)を使うディーゼル車。

「いつもの赤色」を手に取る前に、必ず給油口のステッカーを確認しましょう!一瞬の確認がトラブルを防ぎます。

「あれ、どっちだっけ?」と迷った時の確認方法

もし給油口の前で不安になったら、次の3つを確認してください。

給油口のステッカーを見る

ほとんどのレンタカーは、給油口の蓋の裏に「レギュラー」などのシールが貼ってあります。

車検証(ファイル)を確認する

車検証の「燃料の種類」という項目を見れば確実です。

貸渡証をチェック

出発時に渡された書類にも、必ず指定燃料が記載されています。

もし燃料を間違えて入れてしまったら?

万が一「あ、間違えた!」と気づいたら、焦らず次の手順を踏んでください。

絶対にエンジンをかけない!

エンジンをかけなければ、タンクの洗浄だけで済む可能性が高いです。逆に一度でもエンジンをかけて走行してしまうと、燃料系統すべてが故障し、修理代が跳ね上がります。

レンタカー会社に連絡する

「実は入れ間違えてしまって…」と正直に伝えましょう。レッカーの手配や、その後の修理の流れを指示してくれます。

もし間違えたら?「絶望の修理代」シミュレーション

「ちょっとしたミス」では済まない、具体的な金額の目安をご紹介します。

エンジンをかける前に気づいた場合【費用の目安:約3万〜5万円】

エンジンをかけていなければ、燃料タンクの洗浄とガソリンの入れ替えだけで済みます。

【最悪の事態は回避!】エンジン始動前に気づいた場合の費用目安

項目 費用の目安
レッカー代 約1万〜2万円
(保険のロードサービス外になるケースあり)
燃料抜き取り・洗浄工賃 約2万〜3万円
合計費用の目安 約3万〜5万円

エンジンをかけて走ってしまった場合【費用の目安:約10万〜50万円以上】

これが一番恐ろしいパターンです。エンジン内部に間違った燃料が回ると、燃料ポンプやインジェクター(燃料を噴く装置)が故障し、部品の丸ごと交換が必要になってしまいます…。

【※絶対に避けたい】エンジンをかけて走行してしまった場合の費用目安

項目 費用の目安
部品代・工賃
(ポンプ、インジェクター交換等)
10万円〜
エンジン載せ替え 50万円超〜
(重症の場合)
合計費用の目安 10万〜30万円以上

【重要】レンタカーならではの「追加費用」

修理代以外に、レンタカー会社から以下の請求がほぼ確実に発生します。

【見落とし厳禁】修理代以外にかかる「レンタカー特有」の費用

項目 内容・金額の目安
NOC(営業補償) 2万〜5万円
修理中に「その車で商売ができなかった期間」の補償金です。
保険・補償の適用 原則全額自腹
誤給油は「過失(不注意)」とみなされ、免責補償(CDW)が使えないケースがほとんどです。

きちんと確認して楽しいレンタカー旅をしよう!

給油ノズルを握る前に「赤のレギュラーかな?」と一呼吸おくだけで、高額な修理トラブルは100%防げます。
それでは、安全運転で最高のレンタカー旅を楽しんできてくださいね!

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