レンタカーの「シフトレバー」基本操作と事故を防ぐ3つの注意点

「旅行や引っ越しで久しぶりに車を運転するけれど、操作を覚えているか不安…」 「オートマ車のレバーって、いつどこに入れればいいんだっけ?」

そんなペーパードライバーの方に向けて、今回は「シフトレバーの基本の意味」から、「うっかりやりがちなNG操作」までをわかりやすく解説します!

そもそも「シフトレバー」ってなに?

シフトレバー(チェンジレバー)とは、運転席の横(またはハンドルの脇)にある、「車の進む向きや状態を切り替えるレバー」のことです。

レバーの横に書いてある「P・R・N・D」などの英文字には、それぞれ大切な役割があります。

シフトレバーの記号の意味(これだけ覚えればOK!)

【 P 】パーキング(駐車)
車を完全に止めて停める時に使います。タイヤにロックがかかります。
【 R 】リバース(後退・バック)
車を後ろに下げたい時に使います。バック駐車の時に選択します。
【 N 】ニュートラル(動力が伝わらない状態)
エンジンとタイヤが切り離された状態。アクセルを踏んでも進みません。
【 D 】ドライブ(前進)
前に進む時に使います。普段走っている間は基本的にずっと「D」のままでOKです!
【 B / S / 2 】低速ギア(ブレーキを強くしたい時)
長い下り坂などでスピードが出すぎるのを防ぐ「エンジンブレーキ」を使いたい時に選びます。
ワンポイント解説
ここだけ押さえよう!基本の3ポジション

色々あって混乱しそう…という方は、まず走行中は「D」、バックは「R」、駐車したら「P」の3つさえしっかり覚えておけば安心ですよ!

危険!やりがちな「3つのNG操作」

久しぶりに運転するとついやっちゃいがちな「間違ったシフト操作」と注意点を見ていきましょう。

信号待ちや一時停止中に「N(ニュートラル)」に入れない

「赤信号で止まっている時、Dのままだと車に負担がかかるかも?」と思って「N」に入れ替える方がいますが、実は信号待ちは「D」のまま足ブレーキを踏むのが正解です!

信号待ちで「N」に入れてはいけない2つの理由

① 青信号になった時に焦ってしまう

「N」のままだとアクセルを踏んでも進みません。焦って「D」に入れ直そうとして操作ミスをしたり、発進が遅れてクラクションを鳴らされたりするリスクがあります。

② ガソリンの節約にもならない

今の車は「D」のまま足でブレーキを踏んで止まっている状態が、一番ガソリンを使わない賢い設計になっています。

💡 【基本のルール】赤信号では「D」のまま足ブレーキ!

通常の信号待ちなら「D」のまま右足でフットブレーキを踏み続けるのが最も安心です。

ワンポイント解説
信号待ちのワンポイント解説!

信号待ちのたびにレバーを動かす必要はありません!
「止まったら足ブレーキを踏み続けるだけ」と覚えておけば、焦らず気持ちにゆとりを持って運転できますよ。

. 前に進んでいる最中に、慌てて「R(バック)」に入れない!

駐車場でバックで停めようとするとき、車がまだ前に少し動いているのに、慌てて「R(バック)」にギアを入れるのは大変危険です!

バック(R)に入れるときは、必ずブレーキを踏んで「完全に止まってから」切り替えるのが鉄則です。

車が動いている最中の「R」チェンジが超危険な理由

① 車が故障してしまう最大の原因に!

「前進しようとする力」と「後ろに下がる力」が車の中で激しくぶつかり、変速機(トランスミッション)の内部ギアがバキッと壊れるリスクがあります。

② 高額な修理代や補償金が発生する

自走不能になると修理費用は数十万円に及ぶことも。レンタカーの営業補償金(NOC)を支払うことになってしまいます。

💡 【基本のルール】足ブレーキで完全に止まってから「R」!

バックするときは焦らず、車が「完全停止」したのを確認してからシフトレバーを動かしましょう。

ワンポイント解説
切り返しのワンポイントアドバイス!

駐車場での駐車や切り返しは誰でも焦りがちです。
「一呼吸置いて完全に止まってからレバーを動かす」ことさえ意識すれば、車を壊す心配もありませんよ!

山道などの長い下り坂で「N(ニュートラル)」にしない

「下り坂はNにして滑らせて走れば、ガソリン代が浮くのでは?」と思うかもしれませんが、これも絶対にやってはいけません。

下り坂で「N」滑走がNGな理由

① ブレーキが効かなくなり大事故の危険!

エンジンブレーキが効かなくなりスピードが出すぎてしまいます。足ブレーキばかり踏み続けると熱でブレーキが効かなくなる現象(フェード現象等)を引き起こします。

② 実は「D」の方がガソリンを使わない

今の車は「D」のままアクセルを離して走ると、自動でガソリンカットが入るため、「N」にするよりも低燃費です。

💡 【基本のルール】下り坂も「D」のまま!急坂は「B/S」を活用

下り坂も「D」のまま走るのが正解です。急坂でスピードが出る時だけ「B」や「S」に切り替えて車速を抑えましょう。

ワンポイント解説
下り坂のワンポイントアドバイス!

山道などでスピードがぐんぐん出て不安になったら、シフトレバーを「B」または「S」に入れるだけで勝手に心地よくブレーキがかかります。覚えておくと山道ドライブも怖くありませんよ!

3つのNG操作のまとめ比較表

ここまで解説した3つの「やってはいけない操作」と「正しいやり方」を一覧表でおさらいしましょう!

シーン やってはいけない操作 正しいやり方
信号待ち 「N」に頻繁に入れ替える 「D」のまま足ブレーキを踏む
切り返し・駐車 車が動いたまま「R」に入れる 完全停止してから「R」に入れる
山道・下り坂 「N」にして惰性で滑らせる 「D」のまま走行(急坂は「B/S」)

疑問にお答え!「よくある質問(Q&A)」

レンタカーを借りる時に知っておくと安心なポイントをまとめました。

よくある質問

質問者1

Q. シフトレバーが硬くて動かないのですが、壊れてますか…?

スタッフ

A. 安心してください!「足ブレーキ」をしっかり踏み込んでみましょう。
誤操作を防ぐための安全ロックがかかっている状態です。エンジンがかかった状態で、右足でしっかりとブレーキペダルを踏み込みながら、レバーの横にあるボタン(またはレバー自体)を押して動かしてみてくださいね。

質問者2

Q. 最近のレンタカーはレバーじゃなくてボタンやダイヤル式もあるって本当?

スタッフ

A. はい!出発前に店舗スタッフと一緒に動かし方を確認すれば安心です!
最新のハイブリッド車や軽自動車には、ボタン式やスイッチ式の車種もあります。レンタカーを借りる際、スタッフに「久しぶりの運転なので操作を確認したいです」と伝えれば丁寧に教えてくれますよ。

落ち着いて操作すればドライブはとっても快適!

久しぶりの運転は誰でも緊張するものですが、基本のポイントを押さえておけば大丈夫です!

焦らずゆっくり安全運転を心がけて、楽しく快適なレンタカードライブをお楽しみください!

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