
旅行や出張でレンタカーを運転中、
突然「ピコーン!」と警告灯が点いたら
「え、なにこれ?止まるべき?走っていいの?」
なんて焦っちゃいますよね。
でも、実は警告灯って“色”で大まかな意味がわかるんです。
今回は、いざというときに落ち着いて行動するための【警告灯の色の豆知識】をご紹介します!
警告灯の色で「緊急度」がわかる!
警告灯は信号と同じように、色で重要度が分かれています。
色 | 意味 | 行動 |
---|---|---|
●赤 | 危険!すぐ停車 | エンジン・ブレーキなどに重大異常 |
●黄 | 注意。走行可 | 点検はなるべく早く |
●/●緑・青 | 正常 | 心配なし◎ |
赤:今すぐ停まって!命に関わることも

赤の警告灯は、クルマからの「もう無理!今すぐ止まって!」という叫び。
放っておくと重大な故障につながることもあります。
注意すべきマーク
オイル缶:エンジンオイルの圧力異常
温度計:冷却水の温度が高すぎる
「!」やP:ブレーキの異常
電池マーク:バッテリーの充電トラブル
この状態で無理に走行すると、エンジンが焼きついたり、ブレーキが効かなくなったりと非常に危険です。
赤い警告灯が出たらすぐ連絡!知っておきたいポイント
「赤」は車からのSOS。
走行を続けるのは危険なので、すぐ停車して連絡を!
…と言われても、いざそのときになると慌ててしまうものですよね。
だからこそ、事前に「レンタカー会社への連絡方法」も知っておきましょう。
①契約前に「緊急連絡先」はチェックを

レンタカーを借りるときは必ず【緊急連絡先】を確認しておきましょう。
ほとんどのレンタカー会社は、キーケースや契約書に専用の電話番号が書かれています。
でも実際にトラブルが起きると、
「どこに電話すればいいんだっけ!?」とパニックになる人が本当に多いんです。
事前にスマホで連絡先を写真で撮っておいたり、
「〇〇レンタカー 緊急」と検索できるようにブックマークしておくのもおすすめです◎
②伝えるべきこと(メモしておくと◎)
連絡時には、以下のような情報を伝えるとスムーズです。
契約者名
車両ナンバー(メーター横や車のナンバー)
現在地(○○市の○○交差点付近など)
警告灯のマーク・色(スマホで写真を撮って送れるとベスト)
車の状態(エンジンは止まっているか、変な音がするか、煙が出ているかなど)
③ 勝手に修理はNG!連絡が先!
気を利かせて「近くの整備工場に持ち込もう」と思ってしまう人もいますが、
レンタカーは契約車両なので、勝手な修理や判断はトラブルの元。
必ずレンタカー会社の指示に従いましょう。
必要であれば、レッカーや代車の手配もしてくれます。
黄(オレンジ):注意して走行OKでも油断は禁物!

黄色は「まだ走れるけど、放置はダメだよ」というお知らせ。
運転中に点いても焦らなくて大丈夫。
ただし、そのまま長距離運転するのはNGです。
よくある黄マーク
エンジンマーク:センサーや排気系の不具合・タイヤの空気圧
自動ブレーキ/レーンキープアシスト系の異常
ガソリンの残量不足(給油ランプ)
このあたりは、軽微な異常のことも多いですが、放置すると重大なトラブルに発展する可能性も。
最寄りの休憩スポットやSAで確認&レンタカー会社に連絡を!自己判断で放置しないことを覚えておきましょう。
青/緑:安心してOK!「作動中」のお知らせ
青や緑のランプは、車の機能がちゃんと作動しているというサイン。
「え?これも警告灯なの?」と思うかもしれませんが、これは“正常です”の合図です。
ただし、青のハイビームは対向車の目にまぶしいこともあるので、無意識に点灯していたらすぐ切り替えるのがマナーです◎
【走行中の警告灯に気づいたときの行動ステップ】
① まずハザードランプをONに

まずはハザード(非常点滅灯)をすぐに点けましょう。
点灯させることで、後続車に「こちらはトラブル中ですよ」と伝える合図になります。
高速道路なら、なるべく早めに路肩へ移動を。
無理に本線上に停まると、後続車との事故につながる恐れがあります。
② アクセルをゆるめてゆっくり減速

警告灯が点いたからといって、いきなりブレーキを踏むのはNG!
焦らずアクセルから足を離し、周囲の車に注意を払いつつ、じわじわとスピードを落としましょう。
③ 安全な場所に停車する

スピードを落としたら、交通の妨げにならない安全な場所に停めましょう。
- コンビニやガソリンスタンドの駐車場
- 高速道路ならサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)
- 市街地なら広めの路肩や空き地など
夜間や人通りの少ない場所では、なるべく明るく人目のある場所を選ぶと安心です。
④ エンジンを停止して深呼吸しよう

安全に停車できたら、まずは一度エンジンを止めて深呼吸。
不安なときこそ、気持ちを落ち着けることが大切です。
⑤ 警告灯の「色」と「マーク」をチェック

赤なら即連絡!黄色なら少し猶予あり。
わからなければ、写真を撮ってレンタカー会社に見せるのも有効です。
警告灯は「車からのSOS」です!
私たちが体調を崩したときに熱が出るように、
車も“体調不良”になると、警告灯という形でサインを出してくれます。
それに気づけるかどうかで、
レンタカー旅の安心感も変わってきます。
車の言葉は「色」で話しかけてきます。
意味を知っておくだけで、
いざというときに“落ち着いた自分”でいられますよ◎
慌てないためにもぜひ参考にしてくださいね!